失くした物 取り戻すことも出来ずに うながされるままに 歩いてきた道 振り返るとそこには 壁しかなくて 過去の自分の姿は 見えない 確かにつけた僕の足跡は 降り続く雨に消された 残してきたいくつもの言の葉は 吹き荒れる風とともに消えた 駆け抜けた時間 失ったもの もう戻れない 思い出のあの頃 忘れないように 無くさないように 大切にしよう 仲の良かった たくさんの友達が バラバラになって 流れた時間 思い出すとそこには 霞がかかったようで 友達の顔をはっきり 思い出せない あんなに一緒だったみんなも 流れた時間が長すぎて 忘れないよと誓ったのに 記憶の闇に落ちかけてる 離れ離れの時間 消そうな絆 今は遠い昔 純粋だったあの頃 忘れないように 消えてしまわぬように 鍵をかけよう |